『「あったらいいな」を実現するビジネスのつくり方』夢を叶えたくなる1冊!
「あったらいいな」を実現するビジネスのつくり方 -ひとりではつくれない価値をみんなでつくる-
- 作者: 山中哲男
- 出版社/メーカー: パブラボ
- 発売日: 2014/05/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今回お勧めするのはこちらの本。
この本も発売当初に購入し読んでおり、当時も非常に印象深かった本でしたが、今回改めて読んでみると本当にいい内容でした。大当たりの本です。
起業を考えている方、まだそこまでには至っていないけど、漠然と夢をかなえたい方、何か新しいことにチャレンジしたい方には本当におすすめです!
この本で筆者はしきりに「あったらいいな」と思うものをビジネスにするべきだと述べています。
自分の強みや軸をベースに、その道のプロフェッショナルの技術やサービスを組み合わせて、これまでにない新しい価値を持った商品やサービスをつくる、というビジネスモデルです。
と述べている通り、自分の強みだけでなく、他者の力も借りることによって新しいものを作り出すことが絶対であるそう。
また、
自分が輝ける場所をいかに見つけるか。そうした場所を見つけることができれば、業界や業種が変わってもやることはすべて同じです。
自分の得意分野はなにであるか、それさえわかれば業界や業種が変わっても、自分の役割に変化はないと言っています。
筆者は他者をまとめるのが得意だと感じていたため、自分が実際の業務を回すのではなく、人と人とをつなぐことに特化していたようです。
起業で成功する人はずばり
うまくいく人は、今日できることを見つけられる人です。
そしてビジネスがうまくいくコツは
10人に提案したら全員ではなく、ひとりのお客様に選ばれるようにする。これが、うまくいくコツです。
久しぶりにずっしりと自分の中で感動を覚える文たちでした。
ただ、当たり前ながら普通起業をするには人脈や経験が必要になります。
それらを解決するのも、やはり人であると筆者は述べています。
人脈も経験もなければ、いかにその業界や地域で影響力のあるキーパーソンとつながるかも大切なポイントになるでしょう。
つまり、自分ですべてやる必要はない。できる人と手を結ぼうということです。
小さなことでもいいので、まずは動いてみること。
本当にこの重要さを気付かせてくれる素晴らしい本です。
そして、情報は出し惜しみせず、どんどん外に向かって発信していく。この姿勢が結果的に情報も人も集まるのだと筆者は述べています。
大切なのは、発信し続けることです。懇親会でも知人の紹介でも、ブログでも勉強会でもなんでもいいと思います。とにかく発信することです。
今回は本当に読んでよかったと思える本に出合えました。
べた褒めで申し訳ないぐらいですが、それぐらいお勧めできます。
起業を考えている方だけではなく、何かをはじめたいけど始められない。そんな方に勇気を与える一冊です。