『幸せになる勇気』前作に引き続き良書!
こんばんは、しんたです。
実はおととい、6月1日から勤めた会社をわずか2か月弱で退職してしまいました。
原因はいろいろありますが、自分の耐久力のなさにも大いに問題がありそうです。
せっかく苦労して入った会社。
お給料も前職よりだいぶ上がり、福岡という土地も気に入り、やっと自立した人生が歩める、そう思って喜んで入った会社でしたが、現実は甘くありませんでした。
ここでいろいろ書くと単なる愚痴になり、皆さんもいい気はしないと思いますので、書くことは避けます。
ただ、毎日苦悩の中、私が最終的に退職を決めたのは、今日ご紹介する『幸せになる勇気』という本を読んだからでした。
前作『嫌われる勇気』を読んだ私は、すっかりアドラー心理学の虜となり、アドラーに救いを求めたのでした。
この本に出てくる「青年」。それはまさに自分そのものでした。
自分に自信が持てない青年。何事もネガティブな青年はまさに悩み続けている自分でした。
今回の『幸せになる勇気』も、前作同様「哲人」と「青年」の対話を通して、アドラーの考えを学んでいく構成です。
この対話がすごく面白い。
青年はとにかくアドラーの考え方に納得がいかないのですが、それをひとつひとつ哲人が丁寧に解きほぐしてくれるのです。
最初はアドラーの考えについていけない青年が、哲人の話を聞いて少しずつアドラーを理解していき、最後には自信を持って哲人と別れる様に、私も勇気づけられました。
大変おすすめできる一冊です。