『死ぬほど読書』あふれ出る読書愛
こんばんは、しんたです。
ここ1週間ほど精神的にだいぶつらい状況が続いています。
仕事のこと、親のこと、身内のこと、友達のこと、将来のこと。
とにかく不安が大きすぎて、常にびくびくしているような。
ちなみに数日前から花粉症もひどくなり、今日は鼻水だらだらでだるさあり。
そんな中でも、自分にとって読書は
「必ずやいい影響をもたらしてくれる」
貴重なものとして、つらい状況でも毎日欠かさず行っています。
本日ご紹介するのは『死ぬほど読書』(丹羽宇一郎さん)です。
この人、本当に読書大好き人間です。
著者の読書愛が至る所からあふれ出ており、読んでいるこちらまでワクワクさせてくれます。
著者は元伊藤忠商事の社長ということで、ビジネスに関する考えも多く述べています。
参考になるものも多く、「現場にすべてがある」などの言葉は、私の今後のビジネスの軸になる言葉だと感じました。
また、「情報は「考える」作業を経ないと、知識にならない」
「仕事をすると、喜び、悲しみ、怒り、ひがみ、やっかみなど、さまざまな思いを味わることになる。こういったあらゆる感情が経験できるのは、仕事以外にない」
などの言葉には納得感を得ました。
ただ一方で、「他人の失敗談は役に立たない」と書いていますが、私はこれには賛成できません。
本から得られる他人の失敗は、同じ過ちを自分が起こさずに済む、という点において先人の経験を活かす大きな意味を持ちます。
この他、読書を軸にしながら様々なビジネス論を説いている本書は、ビジネスパーソンとして読んでおく価値があります。