しんたの読書ノート

読書大好きなしんたが、読んだ本の感想を自由気ままにまとめたブログです。

『今いる場所で突き抜けろ!』やりたいことで仕事を決めるのは危険?

 

今いる場所で突き抜けろ! ――強みに気づいて自由に働く4つのルール

今いる場所で突き抜けろ! ――強みに気づいて自由に働く4つのルール

 

こんにちは、しんたです。

ここ1週間ほどかなりの業務量に追われ、会社と家の往復となっています。

昨日も出勤で今日は久しぶりの休日。

 

ということで歩いて近所のスタバに向かっていたのですが、家から近いところに素敵なカフェを発見!

入ってみると、外から見るよりもさらに落ち着く!

場所柄来るお客さんもおしゃれで上品な人が割と多く、ソファー席も多くゆったりできます。今後は頻繁に通おう。

 

さて、今回は『今いる場所で突き抜けろ!』という本のご紹介です。

この本、たまたま会社近くの書店に立ち寄ったところ、新刊のコーナーに並べられていました。

タイトルがしんたの考えと真逆!というところに惹かれ購入したのですが、なかなか面白い洞察が多く、購入してよかったです。

 

キャリアに関するアドバイスで必ず言われる、「自分の好きなこと、やりたいことを見つけて、それに合った仕事を探しなさい」は間違っている。どこかに自分にぴったりの適職があって、探し当てられるのを待っているわけではないのに、「やりたいこと」幻想にとらわれて職を転々としたり、フラストレーションをためている人がいかに多いか。

 

まさに私が「自分の好きなこと、やりたいことを仕事にする」論者だったのでドキッとしたのですが、著者の集めたデータや、さまざまな論文を読むにつれ、あながち先述の内容も間違いではないことに気付きました。

 

職員の経験が長ければ長いほど、自分の仕事を心から好きである傾向が強い

著者が集めたデータによると、1つの企業で働いている人の期間が長ければ長いほど、その人が自分の仕事に誇りを持っている度合いが高まるというのです。

 

確かに、今私が働いているホテルも、「このホテル一筋30年」みたいな人がざらにいますが、そのような社員のほうが会社に忠誠心を持っているのは、私の目から見ても明らかです。

反対に若い社員は、経験が短く今後に不安を抱えているため、どんどん辞めていく傾向があります。

 

スキルが上達するまで一生懸命働けば、さまざまな職種に就くほとんどの人が、有能感と自由を手に入れることができる。

最初はつらいけれども、慣れてきたらスキルが上達し、有能感に浸れる。

結果、自分の仕事が好きになる、という構図が成り立ちますね。

 

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キャリア資本

本書ではたびたび「キャリア資本」という言葉が出てきます。

これは、キャリアで築いた自分にしかないスキルと言い換えることができます。

 

著者は

・キャリア資本を築いて得られた効果に比べて、ゼロからのスタートはいかにリスクが高くて不合理であるか。

・ポイントカードのように、キャリア資本を貯めていく。

・1つの仕事の経験が終わるたびに、誰が自分の新しいキャリアに興味を持ってくれるのかをしっかり見抜こうとした。そしてもっとも将来性がありそうに思えるチャンスなら、なんでも飛びついた。

と熱く語っています。

つまり、与えられた仕事をきっちり行い経験値を貯めていくことで、おのずとチャンスが来るので、それをしっかりと捕まえてキャリアを前進させていけと言っているのです。

 

能力の向上が必要な部分を高めるために、難しい作業を念入りに絞りこみ、即座にフィードバックを受ける。

フィードバックをしきりに求めること。

これは模範的な「意図的な練習」である。

著者は、あえて難しい仕事にトライし、他者にフィードバックを受けることを「意図的な練習」と呼んでいます。

意図的な練習を繰り返し行うことで、自分の能力が上がっていくこと間違いなし。

 

次々に思いつく良さそうな仕事を自ら進んで退けるくらいの我慢がなければ、あなたの努力はわき道にそれてしまい、必要なキャリア資本は身につかない。

キャリア資本を身につけるためには、自分のコンフォートゾーン以外の仕事をする必要がありそうです。

 

対価の法則

「人が喜んでお金を払うことをする」

あなたの仕事に人が対価を払ってくれるかどうかを成功の証にする。

これが証明されれば、あなたの試みを続ける。

対価が支払われなければ、この試みはあきらめる。

 

隣接可能領域

どんな分野の新しい偉大なアイデアも、現在の最先端のすぐ先、現在あるアイデアの新しい組み合わせを含む隣のスペースに見つかる。

 

小さく考え、大きく動け

ある分野の最先端に到達することは、「小さく」考える行動であり、ある狭い範囲の主題に、ある程度長い期間集中することが必要である。

しかし、いったん最先端に到達すると、次は隣接可能領域で「ミッション」を発見し、熱意を持ってそれを追求する。

 

革新的企業

彼らは大きなプロジェクトから始めたり、プロジェクトの全体計画から始めたりしなければならないと考えるのではなく、良い方向に向かう小さな賭けを続けて、たくさんの小さな失敗や、小さいが意味のある成功から大切な情報を得ている。

 

アピールの法則

①そのプロジェクトに接した人がそれに魅了され、他の人に伝えたくなること。

②そんな口コミを起こす、人々に注目される場所で発表すること。

 

などなど、終盤は起業家になるための方法のようなことも書かれていますが、とにかくまずは今いる場所でやれることをやろうよ、というのが本書の趣旨です。

 

私のように転職しようか悩んでいる方におすすめです!