しんたの読書ノート

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映画感想『ロード・オブ・ウォー』戦争について考えさせられる作品

こんばんは、しんたです。

今日は鑑賞した映画のご紹介。

 

Amazonプライム会員のしんたは、毎週1作は必ず無料で映画鑑賞をしています。

今日観た映画がニコラス・ケイジ主演の『ロード・オブ・ウォー』。

武器商人のお話です。

 

ロード・オブ・ウォー (字幕版)
 

戦争の裏の世界がわかる

戦争は国VS国というイメージが自分の中にありましたが、そう簡単な構図ではないようです。

戦争をするためには武器が必要です。

今作では、ニコラス・ケイジが民間人武器商人となって合法的に武器を売りさばきます。

普通の映画では戦争そのものにスポットを当て、派手な攻撃シーンなどが多いですが、この映画ではアクションシーンはありません。

武器を命がけで売る、その視点のみで描かれています。

 

武器がないと戦争ができない。当たり前のことですが、戦争や虐殺が起きるまでの道筋が理解できたような気がします。

 

実際武器を1番売っているのはアメリ

ニコラス・ケイジは民間人として、ビジネスで武器を売りさばくのですが、実は武器を多くの国に輸出しているのは、アメリカをはじめとしたロシア、中国などの超大国です。

つまり、戦争そのものが産業になっており、ビジネスになっている

なんならお金のために、発展途上国に戦争をやらせている、そんなイメージを上記の国々に持ちました。

 

 

必要悪は本当に必要か

映画の終盤、ニコラス・ケイジはとある証拠をFBIに突き止められ、拘留されてしまいます。

しかし、アメリカ政府の意向で釈放されます。

理由は、民間の武器商人がアメリカ政府のビジネスに必要だから。

ニコラス・ケイジはこれを必要悪と呼んでいました。

 

実際の一部のビジネスもこのように、表だけでなく裏の面もあることで成り立っているのかもしれません。

 

戦争を単なる戦いではなく、もっと俯瞰的に見るという点で、非常に考えさせられる作品でした。