『うねりチャート底値買い投資術』久々に実践したくなる投資法でした!
うねりチャート底値買い投資術―――100万円から始めて1億円を稼ぐ!
- 作者: 上岡正明
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こんばんは。プロブロガー見習いのしんたです。
本日はおしゃれに二子玉川の蔦屋家電よりお届けします。
今回ご紹介するのは『うねりチャート底値買い投資術』。
株式投資の本ですね。主にボックス投資の手法について書かれています。
久しぶりに株式投資本では当たりでしたので、ご紹介します。
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勝てる投資家になるためのリスク管理の9ヶ条
全て書いてしまうと本書の中身暴露みたいになってしまうので、ここでは特に印象に残った言葉を引用します。
投資をするはじめの段階で、儲かることだけを考えず、損することも考える
多くの方が意識しているようで、本気で意識している人は少ないのではないでしょうか。
儲けたときは良しとして、もし損した時にどうするのかこそ、非常に手腕が問われます。
最初にいくらまでの損ならば許容できるか、答えを用意しておく
上記と同じですが、最初からいくらまでの損ならば我慢できるのか、あらかじめ決めておくことが重要になってきます。
よくいう損切りラインの設定ですかね。
本書は損切りについては深く述べられていません。
その代わり、買うタイミングを数回に分けることでリスク回避を提案しています。
大切なのは、自分が勝ちやすいストライクゾーンを決めること。そして、繰り返し、コンスタントに同じ勝ちパターンで利益を上げること。
この著者はしきりに「自分の得意なタイミングまでじっと下がってくるのを待ち、買えるタイミングになった時点で複数に分けて買うこと」を推奨しています。
ボックス相場の下限で買い、上限で売る、を繰り返し、着々と増やしていく戦法です。
また、著者は「買うときは必ず複数回に分けて買うこと」を徹底して言っています。
それがリスク分散にもなりますし、もし買ってから下がった時に、さらに有利な価格で買うことができるという発想です。
じっくり待つ
プロの相場師ほど、このじっくり待つという技術を重視します。
自分が勝てるタイミングでしか、勝負をしない。
これも非常に理にかなっています。
自分が勝てると思う価格までじっくり待つ。
それが結局は大きな勝ちにつながるのです。
私はいつも、
「とにかく今日買える株はないだろうか?」
「今が安いに決まってるから、一気に資金を投入しよう」
「上昇トレンドに乗ってしまえば楽勝」
などという気持ちを持っていましたが、この本を読んで考えが変わりました。
投資スタンスに悩んでいるあなた、リスクが怖くて投資を躊躇しているあなたにはぴったりの本です。