『私は株で200万ドル儲けた』ボックス理論の勉強に
こんにちは、ご無沙汰しています。
ここ1か月は仕事が特に忙しく、連日帰宅が遅くなり、ヘロヘロになっていました。
そんな中でも電車の中での読書は続け、下記の本を読み切りました。
ニコラス・ダーバスというボックス理論を唱えた作者の本になります。
ボックス理論とは「直近の高値と安値で形成されるレンジ内から株価が抜けた時に値動きが加速するという理論のこと」です。
高値を超えた部分をブレイクアウトと呼び、
- レンジから上にブレイクアウトしたら、買い
- レンジから下にブレイクダウンしたら、売り
がボックス理論の投資戦略です。
要点
- 次の一段と高いボックスを目指し上へ突き抜けたところで買い
- ボックスのサイズは自分で決める
- 20年のスパンで物事を判断
- 流行の先端を行く株を探し出すことが重要
- ストップロスオーダー(損切り注文)を必ず入れる。株価が上がっていくにしたがって、そのオーダーも切り上げていく。
- 作者の場合、買値の10%安のところにストップロスオーダーを置いている
- 自分ではなく市場を優先する。感情に支配されることなく、機械的に動くことが重要
実は作者も何度も大負けしています。やはり投資に絶対はないようです。
とはいえ、作者も試行錯誤する中でこの手法を編み出し、最終的には200万ドルを手に入れているのは尊敬に値します。
50年以上も前に、世界各国から電報のみでディーラーとやり取りをしていた、という事実にも脱帽です。
この手法を自分で使いこなすには相当の勉強が必要だとは思いますが、読み物としてもかなり面白いので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。