しんたの読書ノート

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『マレーシア大富豪の教え』超一流の経営者の視点が学べる!

 

マレーシア大富豪の教え

マレーシア大富豪の教え

 

こんばんは。しんたです。

今回ご紹介の『マレーシア大富豪の教え』、

発売とほぼ同時に購入したのを記憶しているのですが、ページ数がなかなか多く、それでいて非常に読み応えのある本でしたので、読むのに時間がかかってしまいました。

 

内容はとてつもなく素晴らしいです。久しぶりに感動しました。

作者であり、今は多くのマレーシア企業を経営している小西さんの、若いころから今までどのように仕事をして、どのように困難に立ち向かい、そしてどのようにマレーシア有数の大金持ちになったかが、小西さんの語り口調で書かれています。

 

ここには到底書ききれませんが、ただラッキーでお金持ちになったのではなく、相当な苦労、苦痛を経験され、努力され、この地位までたどり着いたのだなと感じました。

 

若いころは1年のうち休みは2,3日、毎日車でマレーシアを走りまくり、ひたすら工場を訪問し、顔を覚えてもらう。

外国人に悪態をつかれても、笑顔で受け流す。

今は大金持ちの小西さんも、最初は無一文で何年も何年もそのような地道なことをされている事実に衝撃を覚えました。

 

私はまだ社会人経験4年目ですが、自分ではそれなりにいろいろ経験してきたと勘違いしていました。

しかし、小西さんの経験を読むと、自分がいかにちっぽけなことで満足していたか、いかに困難を避けてきたか、いかに楽をしようとしてきたかがわかり、愕然としました。

 

この方は本当に人間力の高い人で、おごることなく謙虚で、優しく私に語り掛けてくれました。

この人こそお金をもらうにふさわしい人だと感じました。

 

継続の大切さ、努力の尊さ、誠実さ、正直さ、などなどをビジネスパーソンの視点から、非常に細かく解説しています。

人間としての生き方を学べる非常に貴重な一冊です。本当におすすめです。

口唇ヘルペスになりました

おはようございます。しんたです。

 

祖父が亡くなってから6日がたちました。

日曜日に亡くなり、月曜日のお通夜、火曜日のお葬式も無事に終わりました。

人生で初めての身近な人の死ということで身体的にも精神的にも大きな疲れが出たようです。

 

水曜日木曜日と用事でどうしても大阪に行かなければならず、ただでさえ疲れているところに大阪往復が重なり、口唇ヘルペス(水ぶくれ)が唇にできてしまいました。

 

水曜日あたりからでき始め、今日にいたるまで全く治る気配がないので、そろそろ皮膚科に行こうと思い始めたものの、その気力もありません。

 

ということで近所のドラッグストアで市販薬を買って済ませよう!と思い立ち、さきほどからいろいろ調べてみました。

 

オロナイン軟膏は効かない

母親に「ヘルペスできたんだけど」と言うと、「それならオロナイン軟膏塗っておきなさい」と言われたので、数日間塗っていたのですが、全く効きませんでした。

 

それもそのはず、ヘルペスはウイルスらしいのですが、オロナイン軟膏は抗ウイルス薬ではないため、ウイルスを治す能力はないらしいのです。

母に教えると「万能薬だと思っていたんだけどね」とテヘペロとされました(笑)

 

ヘルペス初心者は買えない

ドラッグストアに買いに行く場合、初めてヘルペスになった人は買えないようです。

おそらく法律の関係です。どうしても欲しい場合は薬剤師さんに相談を。

 

アクチビア軟膏に決まり!

ヘルペス用の市販薬はいくつかあるようですが、お値段的にも効能的にも1番期待できそうなのが「アクチビア軟膏」。 

Amazonでは他の市販薬が1000円を超えるのに対して、アクチビア軟膏は800円ほど。

薬なので、安ければいいというものではありませんが、効果も高いようなので、今回はこれで行きます!

 

『乱読のセレンディピティ』なんか難しい・・・

 

乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

 

こんにちは。しんたです。

昨日祖父が亡くなりました。ガンでした。

ここ数か月闘病が続いていましたが、ついに逝ってしまいました。

最高のおじいちゃんでした。もらったアドバイスを忘れずに、今後の人生生きていきます。 

 

さて、今回ご紹介するのは外山滋比古さんの『乱読のセレンディピティ』。

外山滋比古さんは御年93歳。パワフルですね。

 

文体はかなり古めかしいですが、その分威厳があるような。

日本人の私でもたまにわからない言い回しが出現するので、何度も辞書で調べました(笑)

 

外山さんいわく

妙に力を入れるのではなく、風のように読むのがおもしろい

さらさらさらさらと流れるように読んでいき、引っかかるところだけ覚えておればよい!そんな感じでしょうか。

 

「とにかく小さな分野の中にこもらないことだ。広く知の世界を、好奇心にみちびかれて放浪する」

という言葉からも、外山さんの信念が感じられます。

 

私もだいぶ前に成毛眞さんの『本は10冊同時に読め!』を読んだ以来、多数の本を並行して読んできたので、そういう意味では好奇心に導かれながら好きなものを読んでいたように思います。

 

 セレンディピティ

 セレンディピティserendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。(Wikipedia

とあるように、本を読めば読むほど偶然に出会ったり、本同士がまさかのリンクを作ったりして、セレンディピティの発生確率が上がるようです。

 

そういえば先日ご紹介した『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』でも、嶋さんが「平台に並べてある本同士をつなぎ合わせるだけで、思わぬアイデアが湧いてくる。」みたいなこと言っていた気がします。

なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか(祥伝社新書321)

なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか(祥伝社新書321)

 

成功者が本屋に足しげく通うのは、上記のような理由があるのかもしれませんね。

 

この他にも外山さん独自の言い回しで多くの説を語っています。

言われてみて初めて気づいたことも多くあり、また独特な感性も魅力的でした。