『「言葉にできる」は武器になる。』ロジカルシンキングが鍛えられます!
こんばんは。プロブロガー見習いのしんたです。
今回はさきほどスタバで読んでいた『「言葉にできる」は武器になる。』をご紹介します。
実はロジカルシンキングの本!?
しんたはてっきり文章術の本だと思って買ったのですが、どちらかというと
「言葉を相手に伝えるために大切なこと」という考え方や、
「自分の真の声を相手に届けるために、その声を引き出す」ロジカルシンキングの方法
などに、本のおおかたが割かれているような印象です。
とはいえ、文章を書くのに大変役立つ
今回この本を読んで、あらためて気づかされたことがあります。
それは、「そもそも自分の頭の中で、情報が整理できていないにもかかわらず、文章を書くことはできない」ということです。
そのため、筆者は「まずは頭の中を整理しよう」としきりに言っています。
思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない
最近は「雑談のしかた」や「交渉術」などの本が氾濫していますが、筆者は小手先の技術の前に、自分の心の声をまとめようと言っています。
言葉に重みが生まれる、最大の理由。それは、言葉を発信する側の人間が、自身の体験から本心で語っていたり、心から伝えたいと思うことによる必死さ、切実さに因るところが大きい。
つまり、自分が本気にならないと、相手に伝えることはできないということです。
人の心を動かすのは、話している本人の本気度や使命感であり、生きる上で感じてきた気持ちが総動員された、体温のある言葉なのだ。
自分が本気になって、素直に心の声を相手に届けることで、相手の気持ちが揺さぶられます。
相手に行動を起こさせるのではありません。
自ら動きたくなるような言葉を伝えるのです。
真っ先に行うべきことは、頭の中に浮かんでくる内なる言葉をとにかく書き出すことである。そして、目の前に書き出された内なる言葉を軸として、考えの幅を広げたり、奥行きを深めればいいのだ。
頭の中の言葉をまとめるために、どんどん書き出せと筆者は述べています。
とにかく書き出す。頭が空になると、考える余裕が生まれる。
書き出す作業をしないと、情報が頭にぎっしり詰まっている状態のままとなり、新たなアイデアを考える隙間がありません。
そのため、とにかく書き出すのです。
しんたも日々考えることが多いので、さっそく挑戦してみます。
日々頭の中でなにか考え事をしている方、
新しいアイデアが思うように出ない方
におすすめの一冊です。
他のかたの感想も大変参考になります。