しんたの読書ノート

読書大好きなアラサー人事マンのしんたが、読書、投資、ポイ活、転職など様々な情報をお届けするブログです。

『生産性』仕事はやっぱり生産性で決まる!

 

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

 

こんばんは。しんたです。

相変わらず転職活動をしていますが、次の面接まで少し時間があり、ここ数日、時間があります。 

時間があるのはありがたいことなのですが、逆にお金はなく、パートナーもいないので孤独にさいなまれています。

早く就職先を確定させて、人とコミュニケーションが取りたいです・・・

孤独に効く本があったら教えてください・・・

 

今日もスタバへ行き、今やどこの書店でも売っている『生産性』を読みました。

 

今までは気になった個所をそのままエバーノートに転記していたのですが、おとといご紹介した

知的社会人1年目の本の読み方

知的社会人1年目の本の読み方

 

に影響され、今回は手書きでノートを取ってみました。

結果、いちいち本を置いてスマホで入力するよりも、手書きでさらっと要約を書いたほうが効率的でした。

引用したい部分のページ番号をメモしておけば、そのページにすぐにたどり着くこともできそうですし、今後は手書き方式を採用します。

 

さて、それでは今回の学び、いってみましょう!

 

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思考

思考というのは、制限が設けられるとそれをバネにして今いるところとは異なる次元に入っていくことができます。

「思考」はなにか制限があることにより、逆にそこからはみ出た突飛なものが出やすいと作者は言っています。

枠がなければ、ぶっ飛んだ思考、アイデアは出にくいようです。

 

評価基準

現行制度の大きな問題は、評価基準に生産性の概念が入っていないこと、すなわち、労働の質ではなく労働の量を評価する仕組みになってしまっていることです。

まさにその通りですね。なのでみんな残業するんです。

生産性が他の人よりも高い人には、その分お給料を払わないと不公平ですよね。

生産性が低く、結果的に毎日残っている人に残業代を払うのはおかしな話です。

 

トップパフォーマー

きちんとした組織の中には必ず、パフォーマンスのずば抜けた「トップパフォーマー」という人たちがいます。

この人たちには常に仕事の刺激、負荷を一定数かけないと、能力が伸びず、本人たちのモチベーションも下がってしまいます。

そのため、逆に言うと、やればできるとわかっている目標は与えないことが重要です。

 

年功序列

一般的な日本企業では、アベレージパフォーマー(普通のパフォーマンスを発揮する人)のモチベーションを維持することに重点を置いています。

しかし、これは結果としてトップパフォーマーの今後の可能性を犠牲にしているのです。

 

トップパフォーマーを育てる方法

・ストレッチゴールを与える

・比較対象を1年前の自分、社内の他のトップパフォーマー、社外の同世代のトップパフォーマーにする

・圧倒的なライバルの姿を見せる

 

ストップウォッチ作戦

ストップウォッチを使って1つ1つの作業を可視化することで、自分の生産性の高い部分、低い部分がわかる。

 

チームの生産性を高めるために

同じ作業を10分でできる人と30分以上かかる人を長く併存させない。

つまり、10分でできる人のテクニックをチーム内でシェアすることが必要。

 

仕事の棚卸

仕事の棚卸を定期的に行うことで、無駄な仕事が見えてくる

また、誰がどの仕事を行っているか、その仕事が本当に必要かなども判断できる。

 

仕事ができる人

ノウハウを言語化できる人

生産性の高いやり方を考案し、その仕事が他の人にも可能になるように言語化し、移植できる人が、仕事のできる人。

 

 

記事の前半は今まで同様、引用を用いて皆様に本の内容をご紹介し、後半では要点をまとめたノートから、重要な個所を引っ張ってきたのですが、どちらが読みやすいでしょうか。

個人的には徐々に後者にシフトしていきたいと考えていますが・・・

 

またご意見あればぜひお願いいたします。

『知的社会人1年目の本の読み方』スタンダードな一冊

 

知的社会人1年目の本の読み方

知的社会人1年目の本の読み方

 

こんばんは。しんたです。

私は日本でも有数の読書術マニアになってきている気がします。

ここ数年で出された「読書術」に関する本はすべて読んできたつもりです。

 

そんな中でまたもや出版された読書本。今売れやすいのでしょうね。

結論から言うと、いたってスタンダードな内容です。

他の読書術の本を何冊かすでにお読みの方は、改めて買う内容ではないです。

 

まだ読書術に関する本を読んだことがない、今から読書に挑戦したい、という方はこちらの本は入門書としておすすめです。

 

さて、本の内容を少し見ていきましょう。

 

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書き込み肯定派

知識をつけるための読書を始めた当初は、2ページに一個くらいは、自分なりに重要だと思った言葉に印をつけたり、マーカーで線を引いたりしましょう。
マーカーで線を入れるメリットは、なんと言っても重要な箇所を見つけるために集中して本を読んでいくことになることです。

作者は書き込み肯定派です。読書家で有名な佐藤優さんや、池上彰さんなんかも書き込み肯定派ですね。

ちなみに私は書き込み否定派です。

理由は単純明快、読み終わったら中古本として売るためです(笑)

お金と保管場所がないので、なくなく売っていますが、売らなくていいのであれば私もバンバン書き込むはずです。

世の中所詮金なのね・・・

 

ちなみに私の読書法は、淡々と最初から最後まで読み、気になった個所はエバーノートにメモ、さらにブログにまとめることで記憶に残すといったやり方です。

 

ただ、本書に書いてあった以下の内容もなかなか有用そうなので、トライしてみます。

 

読書ノート
重要なところの要約文とそのことが書かれているページ数を書いておく!

本の中の重要だと思う個所を要約として書き出し、ノートにメモする。それだけです。

私も昔は、一文をすべて書き出していたのですが、それよりも要約で短く書いたほうが、記憶に残りそうですね。図とか絵なんかも使って。

作者の読書ノートの様子は、本書の中に掲載されていますよ。

 

第5章研究者的知識の深掘り術入門は有用

読書をプチ卒業論文ととらえて問題設定してみよう
自分が気になるスキル、出来事、人、書物、時代、物をあぶり出すことで、問題やテーマ設定が始まります。
次に、抽象的で大きな問題を設定してみます。
たとえば、今年は2017年だけど、100年前の1917年の人たちは、どんな暮らしをしていたのか?どんな考え方をしていたのか?

作者は大学准教授。つまり研究者。

研究者がどのようにして問題設定を行い、それを独自の論を交えて研究を進めていくのかは、物珍しさがありました。

第5章だけ目を通してみてください。

『自分だけの「ポジション」の築き方』独特の世界観に浸る!

 

自分だけの「ポジション」の築き方

自分だけの「ポジション」の築き方

 

おはようございます。しんたです。

今日は朝から雨。ある意味集中して読書ができそうです。

ただ、桜は散ってしまいそうですね。

明日は秋葉原に行く用事があるので、そのついでに上野公園のお花見、再トライしようかな。桜がすべて散ってしまう前に。

 

さて、今回ご紹介するのは 『自分だけの「ポジション」の築き方』。

かなり作者の世界観が独特で、「タイトルと本の内容がずれているような?」

と思うこともありましたが、それが気にならないぐらい面白い文章でした。

 

作者はとにかく競馬が大好き。

競馬の評論家を究めることで、「自分だけのポジション」を築いたわけです。

競馬愛が強すぎて、「この本は競馬本だっけ?」となることも多々ありますが(笑)、とにかく作者の考え、文章の書き方が面白い

 

おそらく「起業したいから具体的な情報がほしい」人にはこの本は向いていないでしょう。

私の場合は「こんな生き方があるんだ」と感銘を受け、「人生やっぱり好きなことしないとね」と感じたりしたものです。

 

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まず行動

まず、行動というのは本当のことだ。
それが自分の夢に関する一歩であれば、そしてマイナスになるようなことでさえなければ、躊躇なく踏み出してみるのがいい。

この作者は自分なりの競馬本を出版したくて、出版社約100社に企画書を送付しています。

それぐらい熱い想いを持って行動すれば、必ず成果は出るものです。

 

実はアイデアに完成度を求めているケースは意外と少なく、企画が実現するか否かは、発想と勢いとタイミングだけだと、僕は感じている。

なるほど。アイデアは作りかけでもいいから、とりあえず勢いで企画してしまえばいいのか。

 

文章の勉強なんて後回しでいい。そんな暇があったら、自分が表現したい対象をひたすら勉強し、練習を重ね、研鑽を積み、場数を踏むのだ。

わかりました!しんたの場合はとにかく読書を重ね、日々記事を更新することです。頑張ります!

 

 

株式投資と似ている!

自分のお気に入りの馬テレグノシス、この、いわゆる追いかけている馬を、年に二回しか買わなかったことだ。
そして、他のレースへの出走時は、検討すらせず、平然と無視していたことだった。

作者のこの感覚、私は株と似ていると感じました。

私の投資法も、お気に入りの銘柄を見つけ、淡々と買い時が来るまで待ち、買ったらあとは淡々と売り時を待つというもの。

まさか競馬と株が似たものだなんて、という驚きを得ました。

 

 

上記のような形で、かなり競馬の話が出てくるのですが、競馬が意外と自分の人生の様々なことに置き換えられ、面白く読み進められました。

不思議な本ですが、勇気をもらえた1冊です。