『遅読家のための読書術』実践してみたくなる内容が盛りだくさん!
遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣
- 作者: 印南敦史
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おはようございます。今回ご紹介するのはこちら『遅読家のための読書術』。
実は昨年の発売日付近に買っており、一読していたものの、内容をほぼ忘れてしまっていたため、今回もう一度読み直すに至りました。
読み直したところ、勉強になることが多かったため、今回共有させていただきます。
頭に入っていないことのほうが多いということは、裏を返せば、忘れていないものの中に、自分にとって大切な部分が凝縮されているということ。
まさに真理を突いたお言葉。たしかにほとんど忘れている中で、頭に残っている部分があるということは、そこが自分に響いたということでしょう。
いろいろな読書術の本に書かれていますが、本の中から自分に響く一文に出会えれば、それで十分その本は役目を果たしているそうですよ。
この本でも
1行を探しながら読むようにすると、そこには冒険しかありません。
と書かれています。自分のとっておきの1行を探す冒険に出てみるのがよさそうです。
ついでに
なぜこの1行に感動したのか?という観点で、ひと口メモを書くだけ。
でも読書の成果は格段に上がるようです。
自分の記憶にも残りやすくなりますし、アウトプットすることで他の方から意見をいただけることもあります。
ところで皆さんは本を読むとき、最初から最後までしっかりと読んでいますか。
私はまさにその読み方をずっとしてきたのですが、読書のプロたちはそのようなことはしません。
自分にとって必要な個所を抜き取る「飛ばし読み」でどんどん先に進んでいるとのこと。
小見出しを見て読むべきパートであるか否かを判断する
とこの本でも書かれています。たしかに、本には必ず小見出しがあるので、必要のない部分は思い切って飛ばしてしまってもいいかもしれませんね。
といっても、そこに何か素晴らしい1文があるのではないか?と思い、ついつい読んでしまう自分もいるのですけど。