『脳にまかせる勉強法』達人が教える記憶術とは?
おはようございます。毎日花粉にやられているしんたです。
花粉のおかげで、本を読みながら片手にはティッシュという、なんとも情けないことになっています。
今日も花粉情報は「非常に多い」となっているので、万全の態勢で外出します。
さて、今回おすすめするのはつい先日出版された『脳にまかせる勉強法』。
作者の池田さんは、なんと40代になってから日本の記憶力チャンピオンになったという、すごい人。
ただ池田さんいわく、これにはコツがあるので、池田さん自身の記憶能力が特段優れているわけではないとのこと。
コツさえわかれば誰でも記憶力はアップする、とおっしゃるので気になって読んでみました。
スポンサーリンク
記憶術の基本
記憶術の基本はイメージ、つまり覚えるものを絵に変えて覚えます。
覚えたいものすべてを、絵に置き換えることによって、記憶しやすくなるというのです。
脳はバラバラに見えているもの同士の中に関係性が存在していることを見つけたとたん、うれしくなって思わず記憶を強めてしまうという性質を持っています。
これとあれはこう繋がっているのか!と発見した時、人間は興奮しますよね?
その気分の高まりが記憶にはすごく良いのです。
隠れているパターンを見つけ出す能力は、記憶や勉強において非常に重要です。
例えば覚えたい単語が5つあったとして「名前にすべて色が入っている」「すべてあ行から始まる」などの規則性を見出すと、途端に覚えやすくなるそうです。
全部あ行から始まってる!
(全てしんたの好みのタイプで埋めようと思いましたが、エスパー伊東が出てきてから、女の子が思い浮かばなくなりました・・・)
音声のほうが映像よりも記憶に残りやすい
やはり昔子供のころ誰しもがやったであろう音読は、記憶力アップに効果的だったようです。
3サイクル反復速習法
最初のページのみ連続して2度学習して二重丸になったら次のページに進み、次のページを学習後、丸を1個つけたら前のページに戻る
一度やったページに丸をします。同じページに丸が3つついたら記憶に定着しているという、3サイクル記憶術です。
ゴールまで
最終目標のみを紙に書くのではなく、ゴールを達成するまでのあいだに必ずクリアしなければならない小さな目標をできるだけたくさん書いておくこと。
試験勉強にしろ、ビジネスにしろ、必ずゴールってありますよね。
そのためには、よく言われるようにゴールを紙に書いて、目立つところに貼っておくのが効果的です。
また、最終的なゴールだけではなく、そこに至るまでの小さな目標を細かく設定し、同様に書くことで、ゴールまでの道のりが明確になります。
本書の内容はどちらかというと、まさにとにかく単純なことを覚えなければいけないものに追われている方、つまり学生、資格受験者向けではないでしょうか。
様々な記憶術が紹介されていますので、興味のある方はぜひ一度ご覧ください。