しんたの読書ノート

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『乱読のセレンディピティ』なんか難しい・・・

 

乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

 

こんにちは。しんたです。

昨日祖父が亡くなりました。ガンでした。

ここ数か月闘病が続いていましたが、ついに逝ってしまいました。

最高のおじいちゃんでした。もらったアドバイスを忘れずに、今後の人生生きていきます。 

 

さて、今回ご紹介するのは外山滋比古さんの『乱読のセレンディピティ』。

外山滋比古さんは御年93歳。パワフルですね。

 

文体はかなり古めかしいですが、その分威厳があるような。

日本人の私でもたまにわからない言い回しが出現するので、何度も辞書で調べました(笑)

 

外山さんいわく

妙に力を入れるのではなく、風のように読むのがおもしろい

さらさらさらさらと流れるように読んでいき、引っかかるところだけ覚えておればよい!そんな感じでしょうか。

 

「とにかく小さな分野の中にこもらないことだ。広く知の世界を、好奇心にみちびかれて放浪する」

という言葉からも、外山さんの信念が感じられます。

 

私もだいぶ前に成毛眞さんの『本は10冊同時に読め!』を読んだ以来、多数の本を並行して読んできたので、そういう意味では好奇心に導かれながら好きなものを読んでいたように思います。

 

 セレンディピティ

 セレンディピティserendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。(Wikipedia

とあるように、本を読めば読むほど偶然に出会ったり、本同士がまさかのリンクを作ったりして、セレンディピティの発生確率が上がるようです。

 

そういえば先日ご紹介した『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』でも、嶋さんが「平台に並べてある本同士をつなぎ合わせるだけで、思わぬアイデアが湧いてくる。」みたいなこと言っていた気がします。

なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか(祥伝社新書321)

なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか(祥伝社新書321)

 

成功者が本屋に足しげく通うのは、上記のような理由があるのかもしれませんね。

 

この他にも外山さん独自の言い回しで多くの説を語っています。

言われてみて初めて気づいたことも多くあり、また独特な感性も魅力的でした。