こんばんは。しんたです。
とにかくここ数日、鼻水がひどい。完全に
ヨモギ、ブタクサアレルギーの発症です。
花粉症はどんな年代の人でもいきなりなるそうなので、皆さんもお気をつけて。
さて、今日おすすめするのは『
なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』という本。
図書館でたまたま発見し借りてみましたが、こりゃまた著者の読書愛を感じずにはいられない。
世の中本を読む人が少なくなってきたと言われて久しいですが、そんな中にもやはり本を読む人は多いわけで、そんな一員でいられることを誇りに思いつつ、誇りうんぬんよりも自分は単に読書が好きなだけじゃないかと突っ込んでみたり。
「いい本屋は欲望を現実化してくれる」という著者の言葉。
ネット書店ではほしいものが見つかるのに対して、リアル書店では何が欲しかったかがわかるというところにも通じますね。
「企画などの仕事の面においても、無駄なことが背景にあるほど、深みがあったり、説得力があったりするものになる」らしい。ほうほう。
よく企業の社長が「教養を深めよ」とか言ってるけど、要するに無駄を持つほど、結果的にはいい仕事ができるということか。なるほど。
本の話をメインとはするものの、企画のつくり方などビジネスに通ずる話もしてくれる著者。
企画力がないと嘆いている皆さんにはぜひおすすめしたいです。
ちなみに、著者が関わっている下北沢の
B&Bという本屋。
私も行きましたが、程よい大きさと書籍数で落ち着いて本を探せます。
東京にいらっしゃる方、本屋目当てで観光に行かれる方(あんまりいないかな?)はぜひ行ってみてください。思いがけない一冊に出会えますよ。