『東大読書』で本の読み方を考える
おはようございます、しんたです。
ここ数日眠くて仕方がありません。
たしかに睡眠時間は6時間ほどと多くはありませんが、それでもいつもは過ごせていました。
「眠くて本を読みたくならない」
そんな気持ちを払しょくするために、今回読んだのが『東大読書』です。
今やどの書店に行っても必ず見かけると言ってもいいでしょう。
著者は西岡壱誠という、現役東大生。
なんでもかんでも「東大」をつければいいと思ってんじゃねー!
と思いましたが、結果的にさすが東大生だなと感心してしまいました(笑)
西岡さん流、読書の方法が網羅されていたので、少し紹介します。
本のカバーと帯を見る。
⇒文章の外からヒントを得る。
⇒内容が理解できる。できるだけ多く、装丁から情報を得る。メモる。
まず読書に入る前に、本のカバーと帯を全部読むこと。
そうすることで、
- この本に書かれている内容
- 著者の主張
- 文体の雰囲気
など多くのことがわかります。
予備知識を持ったうえで読書を始めることが、内容を早く吸収することにつながります。
「仮説作り」の書き方例
・目標:心理学とは何なのかを知る。
・目標までの道筋:心のあり方、心の動き方、心の研究の仕方の3つを理解することで目標達成!
・スタート地点:心理学に関してはまったく知らない。
また、「目標」を持って読書を開始することが重要です。
あなたも「知りたいこと」や「気になること」があるから本を読むはずです。
本を読み終わったときに何がわかっていれば合格なのか、自分でゴールを決めておくことが深い読みにつながります。
著者は本の中で、
本=現在の自分と距離が遠いものに触れるためのもの
と述べています。
知っていることを読む必要はない。
むしろ、知らないことを知るために本を読んでいるはずです。
その他にも、
- 姿勢を正すと読書効果が倍増する
- 常に質問を考えながら読む
- 文章を理解する
- 要約をする
- 考える力を身に着ける
など、興味深いコンテンツが盛りだくさんです。
正直、内容が濃すぎてすべてを実行できるとは思いませんが、興味のあるものから行っていけば、確実により深く読書を楽しむことができるでしょう。