知性だけが武器である
少しご無沙汰しておりました。
読書はしていたのですが、なかなか読み切れずにおりました。
ぼくは並行して何冊も同時に読む派なので、
今3冊ぐらい並行で読んでいます。
その中の1つを今日はご紹介します。
まあ結論から言うと、ぼくみたいな凡人には難しすぎました。
著者の白取さんはかなり頭いいのはわかりましたが、
この本は賢い読者向けに書かれています。
そのためぼくが読んでも理解しづらい文章や言い回しが多々ありました。
そんな中でも頑張っていくつかキーワードをピックアップしたので
ぜひ参考にしてください。
・論を展開している本を読む場合
①その論の主旨
②論の根拠
③論の前提となっている知識、観点、価値観と、その論が生み出された歴史的背景
④その論の構造
この4つに注意する。
・疑問
生じたらそれを本に質問する
⇒自分で調査するというスキルが身につく。
自分の疑問がどういうものだろうと、
すでにたくさんある書物の問題意識と比べて過小評価してはならない。
・ノート
左側:オリジン
右側:そこからの拡大・発展・派生・注・補遺
・メモ
自分の視界の中にあるようにしておく。
⇒次の展開や発想を生みやすい。
・探求
知識の合間に知恵を差し入れて
知識の形を新しくまとめること。
学問ならば必ずそこには探求が必要。
・書物も含めた芸術作品
触れることは、静かに確実に自分を変えていく。
・暗記
基礎知識の学習の際にその周辺をつまびらかにしておく。
例:「悟性」という言葉。
明治にドイツ語からの翻訳で作られた。
英語表現はあっさりとunderstanding
・疑問
決してないがしろにしてはいけない。
勉強の中心から外れるようであっても、
自分の疑問への答えを求めてさらに調べ物を続けるべき。
・精読
1つの物事にじっくりと取り組んで貫徹させる力を養ってくれる。